Luv U Better

南部ラブな夫&長男・季音&次男・ぱりす&ボステリChoko&看護助手としてがん病棟で働く私、そんな5人家族のブログ☆

スポンサーサイト

Posted by Luv

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Not ready to give up.

今日もお仕事のお話~。

普段、患者さんと親しくなるきっかけってイロイロあるわけですが。
やっぱり、出会った時にどんな会話をするか?で決まるような気がします。

私の場合は、まず日本人だってことに気づいた患者さんが
日本やアジアの国に興味があるってことで、そこから話が進むパターン多し。

それプラス、出張とか日本のベースに配属されたため日本にいたっていう
お仕事関係の方たちは、超日本びいきな人が多いので私のことをすごく
かわいがってくださいます。昔の楽しかった記憶を思い出すみたいねー。

それと、もちろん犬を飼っている人とは話が弾むしー
CAとかSan Diegoに住んでた人や出身の人だったら、
キャーキャー言って(笑)時間も忘れて長く話し込んでしまう。。。

でも。
やっぱり最近多いのは、私と同じように"息子”さんのいる患者さん。
親の語る子どもトークって、本当にマシンガン的に延々と続くよねぇ。笑
私もそうだけどぉ~。

先日、がんの末期の患者さんのお世話を1人でしていた時のこと。
それまで、彼に息子さんがいるなんて知らなかったんだけどー
実は、8歳になる息子さんと2人暮らしをされていたコトを知って。

がんがわかってから、親権を母親に渡した話や(彼の希望で)
息子さんは小さいのに、とっても理解があって独立しているとか
今までどんな風に2人で生活してきたか?とか話してくれました。

っでね、患者さんがポツリと私に

「Luv、ボクね、本当は死ぬのが怖いんだ。
まだね、ボクは死ねないの。息子のために生きなきゃならないの。」

って。
アナタだったら、何て彼に答えます?

私はね、何も言えなかったよ、言葉につまって。
私が泣きそうだった。

「そうだよね、私も息子が幼いから同じ想いになると思う。」

それしか返せなかった。

前にブログにも書いたかな?と思うのですが
がんの末期だとわかった時、治療をどの時点であきらめるか?
最期をどう家族と過ごすか?が大切だって日頃思ってきたけど

この50代の患者さんの場合、
そういった”あきらめる”ってのは選択肢に入ってないんだよね。

ダメかもしれないし、薬が効かないかもしれないけど
それでも、最後まで抗がん剤に耐えて良くなるんだ!って本気で信じている。

どうして、まだあきらめないのかな?
最後まで抗がん剤を打ったら、体も心もボロボロになっちゃうよー、
家族とゆっくり過ごせないよー、っていうのは医療者側の考えであって

現実に、がんと向き合っている患者さんの頭の中にある
想いではないんだよね。

彼の場合は、がんの種類が少し特別なので、体全体が青いの。そして、
体中に水分がたまり、体のありとあらゆる場所から体液が流れ出ている状態で
出血もしているんですね。だから、1日にリネンを何回も取り替えなきゃならない。

血だらけになったガウンや、シーツを見て
「ボクはみじめだ。」って、大人泣きする彼。

彼の背中をさすりながらも、私も目にいっぱい涙がたまっちゃう。
彼のそばにいることしかできないし、”何でも言ってね、私たちは
アナタのためにココにいるんだから。”って言うのがやっと。

なんだかなぁ。。。。。。。

息子さんのために毎日がんと闘っている彼。
なんて強い人間なんだ、なんて勇気があるんだ、
どこまでも深く、深く息子さんのことを愛しているんだなぁって

同じ親として、尊敬・・・っていう言葉を通り越して
すごい人だなぁって、本当に彼が大好きになった私です。

またさらに、患者さんのたくましさを学んだ気がします。
この患者さんには、1日でも長く息子さんと穏やかで充実した
父と息子の時間を過ごしてもらいたいです。

まだまだ、私たち病棟スタッフには何かできるはず。
彼と彼のご家族のために、何ができるか?考えてみたいと思います。



                      FightCancer_2012_blue_logo.jpg

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://luvubetter.blog12.fc2.com/tb.php/364-a7fdc634
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。